第5回大正大学日本版DMOセミナーを開催しました

1月24日(金)に、大正大学1号館大会議室にて、平成29年度第5回大正大学日本版DMOセミナーを開催しました。残雪の寒い中、全国各地から約40名の方々にお集まりいただきました。今回は、北海道大学特任教授・木村宏氏と一般社団法人せとうち観光推進機構事業本部長 村橋克則氏にご講演いただきました。
第5回の中心テーマは、プラットフォームづくりと仕組みづくりについて。

第5回大正大学日本版DMOセミナー

最初に「滞在型観光推進のための『歩く観光』におけるプラットフォームづくり」というテーマで、木村様からお話しを頂戴しました。近年広がりを見せつつある「歩くこと」への興味について、その背景や「歩くこと」の効果、国内外におけるトレイルの歴史などについて解説していただきました。そして、信越トレイルをモデルにトレイルづくりと維持管理体制についてご紹介いただきました。「歩く観光」推進の7つポイント、すなわち①歩ける環境づくり、②関係機関の連携、③地域住民への普及、④歩くことの意義の啓発、⑤ガイド(組織)の確立、⑥情報収集と発信、⑦継続した活動、これらについてご説明いただきました。最後に、観光案内所は観光推進の窓口になる可能性を提示していただきました。
続いて、観光(インバウンド)は地方創生の切り札になりうるかについて村橋氏からご講演がありました。まず、地域創生におけるインバウンド観光の現状と潜在力について具体的な数字を挙げながらご紹介いただきました。そして、地域創生を実現する仕組みについて、講師ご自身が深く関わっているせとうちDMOを事例に、仕組みづくりやマーケティング手法、プロダクト開発支援についてのお話がありました。さらに、DMOの推進にあたって人材育成や域内事業者・住民の巻き込みの重要性が強調されました。
2名のご講演に対して清水先生に解説していただいた後、講師とセミナー参加者との間で活発な意見交換が行われ、盛況のうちに終えることができました。

2018.02.14