第6回大正大学日本版DMOセミナーを開催しました。

3月15日に15号館 地域構想研究所3階にて、第6回大正大学日本版DMOセミナーを開催しました。今回のセミナーは、全国観光圏観光地域づくりマネージャーレベルアップ研修を兼ねての開催になりました。併せて35名の参加者に集まっていただきました。NPO法人エコツーリズム協会の辻野事務局長、由布院観光協会・桑野会長をお迎えしてご講演を頂戴しました。
これまでのセミナーでは国内のDMO先進地に関する情報共有が多かったが、今回はまず「ハワイにおけるDMOとDMC」について、長年JTBハワイにお勤めになった桑野様にご紹介いただきました。最初に、ハワイ観光の現状と日本人によるハワイ観光の動向についてのお話がありました。続いて、DMOとDMCとの違いについて、DMCとしてのJTBハワイの取組と、DMO機能を担うハワイ州観光局の活動との比較を通して、詳細かつ丁寧に解説して頂きました。DMOの役割は、一企業、一施設がしてきたDMCを地域に広げること、つまり同じ目標を持つDMCを増やし、地域を巻き込み広げることにあると結論づけられました。 

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続いて、国内まちづくりの先進事例として、しばしばメディアや研究者などに取り上げられる由布院の温泉観光協会の桑野会長にご講演いただきました。由布院では、インバウンド客の増加を含め、由布院をめぐる経済的・社会的環境が変わりつつある中、これまで住民主体で重ねてきた「まちづくり」実践の歴史を踏まえて、平成28年度4月1日に「一般社団法人 由布院市まちづくり観光局」が設立され、観光推進体制の再編成がなされている。こうした中、住民と観光客との交流を促進し「住んでよし、訪れてよし」の町を目指して、由布院ではワンストップ施設の建設や暗黙ルールの明文化、交通実験など、さまざまな取組について紹介していただきました。
ゲスト講師のご講演の後、清水先生にハワイDMOの優れているところや、由布院のまちづくりの成功要因などについて解説していただきました。講師とセミナー参加者との間で、情報共有と活発な議論が行われました。

2018.03.22