「地域資源を活用した“まち”ブランドの確立」を目指して

地域ソリューション情報センター

本センターの概要

▼趣旨

地域構想研究所の研究テーマは「地域資源を活用した“まち”ブランドの確立です。この目的を達成する為には新たに地域資源の掘り起こしをおこない、地域の情報やデータを集積し、これを分析する必要があります。また公開されている基本データやオープンデータ、ビッグデータ等との対比による分析も必要となります。

平成29年度末より地域構想研究所内に「地域ソリューション情報センター」準備室を設置し、地域情報をデジタル化して集積、およびデータベース化に向けた整備を行っております。この取組みは地域構想研究所が連携自治体のプラットフォームとなって情報を集積、分析、発信をおこなうもので、ある意味で「地域ブランディングのためのビッグデータ」の構築への取組みでもあります。この取組みの成果を地域が有効に利活用することによって、独自性、独創性のあるまちづくりに貢献することになります。

▼メッセージ

・地域資源について体系的な整理や、オープンデータやビッグデータの解析を日常的におこなう部局や担当者がいない

・数値化やデータ化されていない暗黙知に類するものの中で、極めて価値の高い資源が存在することを認識している。しかし、これらの情報の形式化や類型化が難しいことから、手つかずにいる。

・形式化されたデータを、オープンデータを利用して他の地域と比較分析を行い、地域振興に対する視野を広め、自地域の優位性を発見したい。

・今まで、資源だと考えてこなかった景観、地形、歴史、人物の行動など、地域独自で希少性があって、きわめて価値が高い知識について分析、客観化、形式化を試み、地域の人々と共有してみたい。

そんな想いを、地構研スタッフと共有しつつ、ワンステップ上の知的な視点から、地域創生を考える活動に参加してみませんか。

▼期待される効果

「情報は活用されて初めて資源となる」という言葉があります。活用されていなかった、あるいは単体では活用されているが他分野に広がりを見せないために、まち全体のブランディング効果を発揮できていない場合があります。

本来、地域資源を活用する場合は、各地域の自治体をはじめ、多様な主体者が取組むのが基本ですが、一方で他の地域大学や異分野の人々の新たな発想などを受け入れることによって、小さなイノベーションが起こる場合があります。

本センターでは、新たな気づきを提供するのが第一番の目的です。それは、複数の資源の組み合わせや、比較、類型化などによって新たな価値の発見に導いていきます。自治体等が新たな価値として認めた地域資源は、自治体の地方創生の構想に組み入れられることによって初めて効果が期待できる存在となります。

地域が主体となって収集・集積したデータが分析を通じて活用できると判断され、地域の将来の構想に組み入れられることによって資源活用および地域ブランド化の可能性が発生します。その場合の検証手段として社会実装や社会実験が有効となります。地構研は、自治体が主体となって実施しようとする社会実装のモデル事業を自治体からの求めに応じて支援します。