「超高齢・多死社会への新しいケア・アプローチ」が科研費に採択されました。

著者
大正大学地域構想研究所・BSR推進センター主幹研究員
小川有閑

BSR推進センターの「超高齢・多死社会への新しいケア・アプローチ」(研究代表者:小川有閑)が平成30年度科学研究費助成事業の挑戦的研究(開拓)にて採択されました。

研究テーマ

「超高齢・多死社会への新しいケア・アプローチ:地域包括ケアにおけるFBOの役割」

研究目的

本研究では、地域包括ケアの一員としてFBO(Faith-Based Organization=信仰を基盤とした組織)が果たしうる役割と社会資源としての可能性を明らかにすることを目的といています。

超高齢社会となった我が国では、認知症の人ができる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けるための地域包括ケアシステムの構築が急がれています。地域の実情に合わせた取り組みがなされていますが、地縁・血縁の弱体化、人口減など担い手不足が障壁となっています。

そこで、本研究では、現段階では一般に資源とみなされていないものの、潜在力を有する組織として伝統仏教寺院・僧侶に焦点を当て、その社会資源としての可能性を可視化し、科学的な妥当性の検証を視野にいれたマルチメソッドによる包括的研究を実施します。そのために、宗教学、医学、心理学、社会政策学等の研究者による研究チームを構成し、学際的研究を行い、実社会に即応した研究を目指しています。

 

2018.08.29