第2回大正大学日本版DMOセミナー及び第1回現地セミナーを開催しました

7月20日に、大正大学2号館にて、第2回大正大学日本版DMOセミナーを開催しました。全国から約50名の方にお集まりいただきました。今回は、日本版DMOの典型事例とされる田辺市熊野ツーリズムビューローの会長・多田 稔子氏をお招きしてご講演をいただきました。
講演のテーマは、「熊野古道に外国人観光客を呼び込む着地型観光〜世界に開かれた持続可能な観光地を目指して〜」。世界遺産登録直後の乱開発現象に違和感を感じ、目的意識を持って旅をする人たちに「熊野」を伝えたいという素朴な考えからスタートしたのが、着地型エージェント事業。絞り込んだターゲットに地域の魅力を発信し質の高い個人旅行者を誘致すると同時に、現地のレベルアップを図り、「持続可能で質の高い観光地」の樹立という目標へ向けて少しずつ前進するプロセスについて、多田会長に丁寧に解説していただきました。特に、現地のレベルアップに関する具体的な活動について詳しくご説明いただき、これからの戦略などについてもご紹介いただきました。

日本版DMOセミナー終了後、現地セミナーの参加者は山梨県北杜市へ移動されました。現地セミナーは、先進地域を体験し、観光まちづくり現場の生の声を聞くことを通じて、日本版DMOに対する理解を深化させる趣旨で、「日本版DMO(観光地域づくりプラットフォーム)推進研究会」が始めた新たな取り組みであります。平成29年度の初回は、観光地域づくりの先進地で日本版DMOのモデルとも言える八ヶ岳観光圏で開催されました。 21日には現地セミナーの参加者は20名、八ヶ岳観光圏からは地域づくりマネージャーや観光行政の関係者などを含んで約20名、合わせて40名近くが出席しました。セミナーは、(一社)八ヶ岳ツーリズムマネジメントの代表理事 小林昭治氏のご講演から始まり、その後八ヶ岳観光圏における地域連携の成立プロセスや観光圏の現状、今後の方向性などをめぐって、清水愼一先生と観光圏の関係者との会談が行われました。観光圏の代表とセミナー参加者との質疑応答を交えながらセミナーが進行し、活発な意見交換が行われました。2日間連続のセミナーが終了し現地解散した後、希望者は八ヶ岳観光圏の「道の駅 こぶちざわ」を見学しました。


八ヶ岳観光圏での現地セミナー

八ヶ岳観光圏での現地セミナー

2017.07.25